平成三日坊主

誰かになるじゃなくて 自分になるために生きる「ウソツキ!ゴクオーくん」が大好き!旧名:ウルトラ三日坊主
誰かになるじゃなくて 自分になるために生きる

「ウソツキ!ゴクオーくん」が大好き!
旧名:ウルトラ三日坊主
ありがとうホノオ

ありがとうホノオ

つい最近まで2月だと思っていたのですが、気づけば7月半ば。これを見ている方はいかがお過ごしでしょうか。私はあまりに自粛期間が続くので、本当は勉強しないといけないことがいっぱいあるのですが、どうしてもインターネットと二次元にばっかり気を引かれてしまっています。

今、アオイホノオを再び読んでいます。以前中学か高校の頃に読んだ時には、島本和彦作品の面白さがわかりませんでした。どうしてこんなにいちいちオーバーリアクションなんだろうって。でも今は違う。心の底から共感できる作品です。特に、画像の箇所。「俺だけのあだち充じゃなくなった」。まさに、今私が最近インターネット上で抱いている小さくもビッグな感情です。高校生のときにも今ほどではないですが一度抱いたことがありす。支部とかTwitterの小さな世界の中で作品の魅力がすごいので追いかけていた方が、ビッグなコンテンツ、はたまた社会現象にまでなった瞬間に抱く感情です。アオイホノオではこの次のページでホノオが発狂します。

本当に、わかる。私も称賛と嫉妬だけじゃないバカデカ感情で発狂したい。本当に、わかる。わかりすぎて、泣いてしまう。正確にはホノオの感情と私のは違うかもしれないけど、いつもは出せない部分の感情を刺激されて、泣いてしまいそうになる。ありがとうアオイホノオ。ある脚本家は言いました。おもしろい作品の秘密は、「本当はみんなが求めているけど口に出さないこと」「気づかないけど押し殺していること」を刺激しているところにある、と。私の大好きな同人作家の方も、そうしてビッグになりました。本当に、そうなのですね。

小さな世界の中ですごいなと思ってた人が、世間から認められた瞬間、感情がひっくりかえってしまう心理。作品を享受する側なのに、偉そうに評価するホノオ。そのホノオがこの台詞を放った心理。心理学をちゃんとやってれば、仕組みがわかるのかな。せっかく心理学の授業がある学部にいるのに、単位とるのが難しいと聞いて避けてしまっているのでわかりません笑 来年履修してみようかしら。

ありがとう、ホノオ。私は才も力も意思の強さもたしかな夢もないけど、ホノオと一緒に熱くなれて、劣等感に苛まれて、発狂できて、よかった。こんな感情を肯定してくれてありがとう。

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